BlackBerryの操作性を復活させるスマートフォン「Clicks Communicator」
テック系メディアTechCrunchの報道によると、Clicksが開発するBlackBerry風スマートフォン「Clicks Communicator」の最終生産版が動画で公開されたという。このデバイスは物理キーボードを備えながら、最新のアプリケーションに対応する設計となっているとみられる。懐かしいBlackBerryの操作感を求めるユーザーと、現代的なスマートフォン体験を両立させるというコンセプトのようだ。
公開された動画では、最終版の仕様や外観が示されているが、詳細な機能スペックについてはソースの範囲では限定的な情報となっている。日本国内での販売時期や対応言語、具体的な価格設定などについては、公式発表を待つ必要がある状況だ。
物理キーボード搭載というこだわり
かつてのBlackBerryユーザーの間では、物理キーボードの触覚的な操作感を惜しむ声が根強く存在している。タッチスクリーン全盛の現在のスマートフォン市場では、こうしたニーズは少数派かもしれないが、長時間のテキスト入力が多いビジネスパーソンやライター層にとっては、実際の価値がある機能となる可能性がある。
BlackBerryというブランドが持つビジネス向けのイメージは、単なるノスタルジアではなく、効率性を重視する実務的なユーザーベースを背景としていた。Clicks Communicatorがそのターゲット層を再び捉えられるかどうかは、実際の入力の快適性や、モダンなアプリエコシステムとの組み合わせがどの程度実現されるかにかかっていると考えられる。
日本のユーザーにとっての位置づけと課題
日本では、ガラケー時代の物理キーボード文化が存在したこともあり、タッチペンやスタイラスへの需要は比較的高い。しかし、スマートフォンの物理キーボードについては、すでに20年近く前の体験となっており、市場の反応がどうなるかは未知数である。特に日本語入力との相性は、ビジネス利用を想定する際の重要なポイントになるだろう。
価格帯やスペックの詳細が明かされていない現時点では、このデバイスが日本市場にどのように導入されるのか、そもそも日本での正式販売が予定されているのかも不確定だ。輸入代理店による販売や海外通販での購入に限定される可能性もある。また、以下の点についても事前確認が必要とみられる。
- 日本語キーボード配列への対応状況
- 国内キャリアでの動作保証の有無
- 修理やサポート体制の整備状況
- 技適取得の予定
ニッチなニーズを狙った製品であるため、日本での市場規模は限定的かもしれないが、長文の執筆やメール対応が多い層にとっては一定の魅力があり得る。公式サイトでの情報更新や、国内への展開予定の発表を注視する価値はあるだろう。
参照元: TechCrunch - Clicks shows off its BlackBerry-inspired phone in a new hands-on video
